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有限会社シーシー・プリベント 〒547-0014
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還元機能を持たせた無溶剤型二液性特殊エポキシ樹脂系で赤錆から黒錆(マグネタイト:Fe3O4)へ転換

プリベントCRセラの用途
●石油、ガス、化学プラント等の備蓄タンク・配管設備などの特に塩害対応に有効
●送電用鉄塔や発電所、橋梁の鉄部、工場・体育館などの金属屋根など、あらゆる鉄部の防食
●橋梁の橋脚補強鋼板巻き立て工法時の注入
●船舶、港湾施設等の塩害腐食の防食
●鉄筋コンクリートのクラック補修と内部鉄筋の防食
注入剤として


「PreventCR」は低粘度なため注入が容易であり、クラック部、接合間隙部などに容易に浸透します。


コンクリートの中性化により、従来腐食しなかったコンクリート中の鋼材も知らないうちに腐食が進行し、ある時突然根元から折れるといった事故がおこりかねません。
「PreventCR」を適用する事で地面下の防食処理が可能になりました。パイプ状の内部の腐食に対し、途中から注入することにより、防錆処理をすると共に補強もかねます。


コンクリート土台上の鋼構造物の底部に発生した錆も「PreventCR」を注入することで防食処理が可能になりました。

「PreventCR」は無溶剤型二液性特殊エポキシ樹脂系注入剤として、エポキシ樹脂の特徴である付着性、耐薬品性、耐水性、耐塩水性に優れている樹脂層と、更に鋼材の錆層に浸透して錆部を黒錆(科学的に安定しているマグネタイト)に変換させる機能を兼ね備えており、従来の注入方法で、内部鉄筋の防錆処理も同時に行い、錆による鉄筋の膨れを止めて、コンクリートの爆裂を防ぐ役割を果たすことが可能になりました。
プライマーとして
赤錆が発生すると鋼材は腐食します。そのため防錆剤を塗布しますが従来の塗料では仕上塗装に至るまでに手間と日数が必要としました。
しかし、「PreventCR」は赤錆に浸透し、黒錆の薄い皮膜を形成し、エポキシ樹脂で固める一連の作業により、錆び止めから中塗り迄を完了することが可能です。
また、「PreventCR」は湿潤状態の錆面でも浮き錆を除去してそのまま塗布することが可能です。
プリベントCRの特徴

●作業環境安全性
鉛、クロム等の重金属は含んでいません。
無溶剤型です。キシレン、トルエン等の有機溶剤は含んでおりません。
錆取り作業の簡素化により粉塵の飛散を大幅に減少します。

●接着力と防錆力が良好
コンクリート躯体同士の一体化、鋼錆面との接着力と防錆性の向上を発揮します。
(錆面引張接着強度 34.3Kgf/cu)

●無 収 縮
溶剤等の揮発物は含まれておりませんので硬化時の収縮などのやせを生じません。

●錆転換機能を付与
鋼の錆層に容易に浸透し、錆面を科学的に安定したマグネタイト(Fe3O4)ni転換する機能を持たせることによって従来の錆止め塗料に比べて防食性能が大幅に向上しました。

●耐久性
硬化後の耐水、耐久、耐薬品性に優れています。

●素地調整が簡単で付着性と防錆性が良好
簡単な3種ケレン程度(全面に工具をあて、劣化塗膜を除去し、鉄素地面の浮き錆はワイヤーブラシで除去する程度とし、油分及びほこりは充分除去する)で付着性と防錆性を発揮するエポキシ樹脂塗膜を形成します。

●旧塗膜とのリフティング現象(素地と旧塗膜間の剥離)が起こりません。
通常の塗料は作業性を良くするため、樹脂の溶解性が強い溶剤を多量に含んでいます。そのため塗膜硬化反応時には溶剤が蒸発、純塗膜分の収縮を起こし、旧塗膜を溶解しやすい等の原因で旧塗膜とのリフティング現象が起きていました。「プリベントCR」はリフティング現象が起こりません。

●塗装工程の合理化
従来の重防食塗装での補修工事において、作業の工程・工期の短縮が可能になります。

プリベント工法 従来錆び止め工法
プリベント工法 従来錆び止め工法
プリベントセラの塗料性状

  プリベントCR
(夏季用)
プリベントCR
(冬季用)
主 成 分
主剤
硬化剤
主剤
硬化剤
エポキシ樹脂
変性脂環式ポリアミン
ポリチオール
エポキシ樹脂
変性脂肪族ポリアミン
ポリチオール
混合比率
(重量比)
主剤:硬化剤=2:1
色  相
クリヤー
比  重
1.20±0.10
粘  度
[mPa・s]
2000±1000
硬化時間
(指触乾燥)
24時間
可使時間
50分
容  量
6kgセット(主剤 4kg、硬化剤 2kg )

 

プリベントCRセラの塗装仕様

工  程
処理または塗料名
標準塗布量
[g/u]
標準幕厚
[μm]
塗装間隔
(20℃)
素地調整
浮き錆や劣化塗幕は除去(3種ケレン)
油分やほこりは十分除去
下  塗
プリベントCR
120
117
24時間
〜7日
上  塗
上塗り塗装(使用目的により選定)
 
 
 

 

プリベントCRセラの注意事項

1.混合及び攪拌について

  • 重量で主剤(2)に対し硬化剤(1)の割合で速やかに混合し、充分に攪拌をしてからご使用ください。
  • 気温20℃以上で作業をされる場合は、樹脂の温度が異常に上がり、急激に硬化をする場合がありますので十分注意をしてください。温度の上昇を避けるには口の広い浅い容器に移してご使用ください。また、少量ずつまぜて様子を見てください。

2.使用について

  • 素地調整は、塗装面の浮き錆、劣化塗幕の除去(3種ケレン)、油分及びほこりは十分に除去してください。
  • 塗膜厚は100〜120μmを確保してください。
  • 硬化前に雨や、水がかからないように養生をしてください。
  • 気温が5℃以下でのご使用はできません。
  • 使用に際して溶剤による希釈は行わないで下さい。

3.保管及び取り扱いについて

  • 主剤、硬化剤とも日陰の涼しい場所に保管して下さい。
  • 取り扱いに関しては、「エポキシ樹脂塗料の使用上の注意事項」等を参考にして、安全、衛生等に十分注意をして取り扱いください
 
 
 
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